
総合評価
★★★主人公の土見稟は人間界に住む三種族が共に通う国立バーベナ学園のごく平凡な学生である。幼い頃に事故で両親を喪うも、幼馴染であり学園のアイドルでもある女の子と一つ屋根の下で暮らしているという、羨まれつつもそこそこ平穏な学園生活を送っていた。だがそのささやかな平穏と日常は2人の女の子の登場により破られてしまう。
ある日突然に学園へとやってきた2人の美少女転校生。そしてその父親であると名乗る2人の男。彼らはそれぞれ自分が『神王』『魔王』であり、転校生2人は神界と魔界のプリンセスであると宣言する。その発言に衝撃に包まれるクラス全体であったが、更に追い討ちをかけるように2人の王は言葉を続けた。「2人は幼い頃に土見稟と出会い、以来ずっと慕い続けてきた。土見稟は2人の許婚候補に選ばれ、そのどちらかの娘を選んでくれた暁には次期王にしよう」と。それを聞いた稟は今までの平穏と日常は崩壊したのだと悟り、内心で今後の出来事に期待と不安を抱きつつも、かくして波乱万丈に満ちた物語の幕は上がるのであった。
■作品データ
【読み・期】しゃっふる 1期
【主題歌】YURIA「YOU」
【出演】杉田智和、あおきさやか、永見はるか、後藤邑子
【話数】全24話
【監督】細田直人
【製作】asread
【放送期間】2005年7月 - 2006年1月
【関連作品】
第1期「
SHUFFLE!」
第2期「SHUFFLE! MEMORIES」
----------------------------------------
【総合評価】
50点★★★
【お気に入りキャラ】リシアンサス
■感想
もう少し毒を含んでも良かった見終わってからまず最初に気になったのは、『神王』『魔王』なるキャラの扱い方が悪いこと。この2キャラをもっと活用することで、主人公含む他数名のヒロイン達の行動の範囲が広がったのではないだろうかと思われる。しかしどうも、キャラの個性の立ち方が微妙。可愛いときはめっぽう可愛く、怖いときは震えるほど怖く、と作品の表情にメリハリをつければ、質も上がると同時に話題にもなりやすくなるというもの。どうも、恋愛シーンと恐怖シーンがどっちつかずでバランスが取れていず、左右にぐらぐら揺れてる印象が。ゆえに、結局どっちも中途半端な感じで、終了してしまう。
恐怖シーン(ネタバレ含むため多くは言えないが、あるキャラがあるキャラに毒づくシーンがある)の演出についてだが、声優の演技は実に迫真。嫉妬感、不安定さ、などなどのダークな感情を見事に再現されていて、非常に好印象だったのを覚えている。が、逆に演出の部分が少々弱い。そして逆に無駄なところに演出過剰になり過ぎて、メインディッシュの味気なさが浮き彫りに。BGMの盛り上げも足りない。もうちょっと、毒を含めばより一層深刻な空気を味わえたように思う。
総合評価は50点。声優の技量さだけでも見る価値はあるものの、やはり脆弱な部分がはっきりと目に映る限りは、この点数以上はあげられない。ちょっぴり残念・・・。
■作品データ
【読み・期】しゃっふる 1期
【主題歌】YURIA「YOU」
【出演】杉田智和、あおきさやか、永見はるか、後藤邑子
【話数】全24話
【監督】細田直人
【製作】asread
【放送期間】2005年7月 - 2006年1月
【関連作品】
第1期「
SHUFFLE!」
第2期「SHUFFLE! MEMORIES」
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【総合評価】
50点★★★
【お気に入りキャラ】リシアンサス
■感想
もう少し毒を含んでも良かった見終わってからまず最初に気になったのは、『神王』『魔王』なるキャラの扱い方が悪いこと。この2キャラをもっと活用することで、主人公含む他数名のヒロイン達の行動の範囲が広がったのではないだろうかと思われる。しかしどうも、キャラの個性の立ち方が微妙。可愛いときはめっぽう可愛く、怖いときは震えるほど怖く、と作品の表情にメリハリをつければ、質も上がると同時に話題にもなりやすくなるというもの。どうも、恋愛シーンと恐怖シーンがどっちつかずでバランスが取れていず、左右にぐらぐら揺れてる印象が。ゆえに、結局どっちも中途半端な感じで、終了してしまう。
恐怖シーン(ネタバレ含むため多くは言えないが、あるキャラがあるキャラに毒づくシーンがある)の演出についてだが、声優の演技は実に迫真。嫉妬感、不安定さ、などなどのダークな感情を見事に再現されていて、非常に好印象だったのを覚えている。が、逆に演出の部分が少々弱い。そして逆に無駄なところに演出過剰になり過ぎて、メインディッシュの味気なさが浮き彫りに。BGMの盛り上げも足りない。もうちょっと、毒を含めばより一層深刻な空気を味わえたように思う。
総合評価は50点。声優の技量さだけでも見る価値はあるものの、やはり脆弱な部分がはっきりと目に映る限りは、この点数以上はあげられない。ちょっぴり残念・・・。

総合評価
★★★W県の南端に位置し、太平洋に面した人口5000人ほどの閑静な田舎町「桜乃杜町」に生まれ育った少年「佐菜」は、幼馴染の少女「菜々香」や従姉の「麻緒衣」、男友達の「修輔」、その姉「朱里」らと共に毎日楽しく暮らしていた。小学5年の時、両親の仕事の都合で東京へと移り住んだ佐菜は5年後、単身で再び故郷へ戻ってくる。そこで彼は幼い頃初恋の相手だった菜々香との再会を果たした。しかし菜々香は5年前の時のような優しい笑顔を佐菜に向けることはなく、それどころか彼に平手打ちを浴びせたのだった。今も変わらぬ思い出と、様変わりしてしまった風景。この物語では、彼ら若者達の青春時代を佐菜とその親友・修輔の2人の視点から描いてゆく。
■作品データ
【読み・期】まいせるふ ゆあせるふ
【主題歌】KAORI「Tears Infection」
【出演】小清水亜美、金田朋子、田村ゆかり、村田あゆみ、豊口めぐみ、中原麻衣
【話数】全13話
【監督】Qzo
【製作】動画工房
【放送期間】2007年10月 - 2007年12月
【関連作品】なし
----------------------------------------
【総合評価】
60点★★★
【お気に入りキャラ】八代菜々香
■感想
ただのラブストーリーじゃ終わらない全体的にコンパクトにまとめられ、たった13話にしては苦しいところも少なく、作りは良い。作画も安定。脚本もなるべく設定の無理がないよう慎重に考えられている。一見しただけでも、上手に作品を仕上げているなあと感心した。
純粋なラブストーリーを真っ向から描いた点において、非日常を慨するわけでもなく、ただひたすらに主人公とそれらをとりまく人々の様子を見るぶんには、濃厚な昼ドラ展開といえるが、しかしそう容易にはいかず、各々のトラウマ・トラウマ・トラウマの連続!(笑)まくし立てるかのようなフラグの数々、リストカット、親近相姦、キチガイババア、果ては放火と(笑)いやいや、本当に見てて飽きなかった。あ、いやこれはからかってるわけじゃないよ?いじめが原因で家に引き篭もり、その名残で今でもエ○ゲープレイというのも、なかなかどうして、生々しいじゃないの。しかも人目を気にすることなく堂々と(笑)これは敵わんわ・・・。主人公・日高が自分よりずっと優れたプレイヤーであることは、間違いない。
そうこうしているうちに、すぐに最終回が訪れるわけだが、最後の不良消化気味の終わり方は納得がいかなかった。まあ、一通り伏線も回収していたわけだから、目をつむるとしよう。
総合評価は60点、他アニメと比べれば50点ぐらいが理想的だが、私自身が結構楽しめたかいもあり、10点オマケしといた。主人公によれば、王道ラブコメディとのことだが、さてどうかな?
■作品データ
【読み・期】まいせるふ ゆあせるふ
【主題歌】KAORI「Tears Infection」
【出演】小清水亜美、金田朋子、田村ゆかり、村田あゆみ、豊口めぐみ、中原麻衣
【話数】全13話
【監督】Qzo
【製作】動画工房
【放送期間】2007年10月 - 2007年12月
【関連作品】なし
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【総合評価】
60点★★★
【お気に入りキャラ】八代菜々香
■感想
ただのラブストーリーじゃ終わらない全体的にコンパクトにまとめられ、たった13話にしては苦しいところも少なく、作りは良い。作画も安定。脚本もなるべく設定の無理がないよう慎重に考えられている。一見しただけでも、上手に作品を仕上げているなあと感心した。
純粋なラブストーリーを真っ向から描いた点において、非日常を慨するわけでもなく、ただひたすらに主人公とそれらをとりまく人々の様子を見るぶんには、濃厚な昼ドラ展開といえるが、しかしそう容易にはいかず、各々のトラウマ・トラウマ・トラウマの連続!(笑)まくし立てるかのようなフラグの数々、リストカット、親近相姦、キチガイババア、果ては放火と(笑)いやいや、本当に見てて飽きなかった。あ、いやこれはからかってるわけじゃないよ?いじめが原因で家に引き篭もり、その名残で今でもエ○ゲープレイというのも、なかなかどうして、生々しいじゃないの。しかも人目を気にすることなく堂々と(笑)これは敵わんわ・・・。主人公・日高が自分よりずっと優れたプレイヤーであることは、間違いない。
そうこうしているうちに、すぐに最終回が訪れるわけだが、最後の不良消化気味の終わり方は納得がいかなかった。まあ、一通り伏線も回収していたわけだから、目をつむるとしよう。
総合評価は60点、他アニメと比べれば50点ぐらいが理想的だが、私自身が結構楽しめたかいもあり、10点オマケしといた。主人公によれば、王道ラブコメディとのことだが、さてどうかな?

総合評価
★★★さすらいの人形遣いの青年が、海辺の田舎町で偶然出会った少女達と紡ぐひと夏の物語である。現代が舞台のDREAM編、千年前の夏を描いたSUMMER編、再び現代に戻り千年目の夏を描いたAIR編の三部構成である。
■作品データ
【読み・期】えあー 1期
【主題歌】Lia「鳥の詩」
【出演】小野大輔、川上とも子、岡本麻見、柚木涼香、久川綾
【話数】全12話
【監督】石原立也
【製作】京都アニメーション
【放送期間】2005年1月 - 2005年3月
【関連作品】なし
----------------------------------------
【総合評価】
50点★★★
【お気に入りキャラ】霧島聖
■感想
作画の安定感、演出の迫力は圧巻、だが脚本のほうは大絶賛される程のものかどうかは疑問アニメに興味を持たない限り知る由もないであろう、ギャルゲー原作の恋愛アドベンチャー・通称「泣きゲー」。Keyといえばギャルゲーのブランド名であり、18禁ゲームやエロゲーといった、内容をあまり重視しない筈のものに、あえて「感動」「感涙」といったドラマティックな要素を加えるといういわゆる「泣きゲー」というジャンルの先駆けを生み出した会社である。本作品は、その恋愛ゲームを映像化したものだ。
しかし、ネットや世間の大絶賛ぶりの割には、感動はできなかった。原作未プレイ、というのもあるかもしれないけど、あまりにも説明不足な点が多すぎる。まあ、さすがに12話で話の全容を理解しろというのも、キツい話だが。初見の人にはSUMMER編の半分以上はついていけないんじゃないだろうか?私自身も、意味がわからない部分が多々あった。
さらに言うと、登場人物の心理描写にこだわりすぎたせいか、他がおろそかになっている印象が強い。それぞれにアクの濃い面性を持ちながらも、それが活かしきれずに、ただただ悲しい現実や悲壮感等を無理やり視聴者の目にこすり付けているだけ。ヒロインのトラウマスイッチが入る場面は確かに迫力満点で、見ただけで涙腺が緩んだが、やはり「感動」のバックボーンなるものがあまりにも欠如していた節がある故に、最後まで感動することは出来ず、結局涙を流さずじまい。感動シーン自体は実に清純で清清しく、この部分だけ見れば絶賛される理由も納得ができる。だがやはり私には少しツメが甘いのではないか?と思う。
惜しい点がちらほら見受けられるが、個人的には結構満足はできた。だが点数はあげられない。それでも、見る人によって大きく変わるので、今後の期待も込めて50点にしておく。もちろん、今後というのは同系列の作品「Kanon」「CLANNAD」。Kanonは既に放映終了しているので、機会があれば見ようと思う。CLANNADは現在放映中(2008年1月現在)なので、見ている途中。CLANNADがヒットすれば、第4作目もありえる話なので、今後も期待十分。
■作品データ
【読み・期】えあー 1期
【主題歌】Lia「鳥の詩」
【出演】小野大輔、川上とも子、岡本麻見、柚木涼香、久川綾
【話数】全12話
【監督】石原立也
【製作】京都アニメーション
【放送期間】2005年1月 - 2005年3月
【関連作品】なし
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【総合評価】
50点★★★
【お気に入りキャラ】霧島聖
■感想
作画の安定感、演出の迫力は圧巻、だが脚本のほうは大絶賛される程のものかどうかは疑問アニメに興味を持たない限り知る由もないであろう、ギャルゲー原作の恋愛アドベンチャー・通称「泣きゲー」。Keyといえばギャルゲーのブランド名であり、18禁ゲームやエロゲーといった、内容をあまり重視しない筈のものに、あえて「感動」「感涙」といったドラマティックな要素を加えるといういわゆる「泣きゲー」というジャンルの先駆けを生み出した会社である。本作品は、その恋愛ゲームを映像化したものだ。
しかし、ネットや世間の大絶賛ぶりの割には、感動はできなかった。原作未プレイ、というのもあるかもしれないけど、あまりにも説明不足な点が多すぎる。まあ、さすがに12話で話の全容を理解しろというのも、キツい話だが。初見の人にはSUMMER編の半分以上はついていけないんじゃないだろうか?私自身も、意味がわからない部分が多々あった。
さらに言うと、登場人物の心理描写にこだわりすぎたせいか、他がおろそかになっている印象が強い。それぞれにアクの濃い面性を持ちながらも、それが活かしきれずに、ただただ悲しい現実や悲壮感等を無理やり視聴者の目にこすり付けているだけ。ヒロインのトラウマスイッチが入る場面は確かに迫力満点で、見ただけで涙腺が緩んだが、やはり「感動」のバックボーンなるものがあまりにも欠如していた節がある故に、最後まで感動することは出来ず、結局涙を流さずじまい。感動シーン自体は実に清純で清清しく、この部分だけ見れば絶賛される理由も納得ができる。だがやはり私には少しツメが甘いのではないか?と思う。
惜しい点がちらほら見受けられるが、個人的には結構満足はできた。だが点数はあげられない。それでも、見る人によって大きく変わるので、今後の期待も込めて50点にしておく。もちろん、今後というのは同系列の作品「Kanon」「CLANNAD」。Kanonは既に放映終了しているので、機会があれば見ようと思う。CLANNADは現在放映中(2008年1月現在)なので、見ている途中。CLANNADがヒットすれば、第4作目もありえる話なので、今後も期待十分。

総合評価
★★近未来、100人以上を殺害したジェイソンは研究所にいた。尋問の最中自力で脱出したジェイソンは、一人の女性化学者に冷凍状態にされる。時は経ち荒廃した地球にやってきた調査隊は、冷凍状態のジェイソンを発見し宇宙船に連れて行ってしまう。蘇生したジェイソンは船の中で殺戮を開始する。
■作品データ
【読み】じぇいそん えっくす
【part】10
【出演】ケイン・ホッダー、レクサ・ドイグ、リサ・ライダー、チャック・キャンベル
【上映時間】93分
【監督】ジム・アイザック
【製作国】アメリカ
【公開日】アメリカ:2002年3月22日、日本:2002年9月13日
【関連作品】
1「13日の金曜日」
2「13日の金曜日 PART2」
3「13日の金曜日 PART3」
4「13日の金曜日 完結編」
5「新・13日の金曜日」
6「13日の金曜日PART6 ジェイソンは生きていた!」
7「13日の金曜日PART7 新しい恐怖」
8「13日の金曜日PART8 ジェイソンN.Y.へ」
9「13日の金曜日 ジェイソンの命日」
10「
ジェイソンX 13日の金曜日」
----------------------------------------
【総合評価】
30点★★
【お気に入りキャラ】ジェイソン
■感想
いろんな意味で、ジェイソン・ホービーズの冥福を祈る。相変わらずおバカなお笑いシーンは健在。だがシリーズ中で最も物足りない感が漂った作品だ。ただしここでいう物足りなさというのは、本来のホラー要素としてではなく、お笑い・ギャグ・コメディとしてのを指す。
舞台背景が25世紀であるにも関わらず、服装や言葉遣いは21世紀のそれとまったく変わらず、しかも400年も前の人間とごく普通に会話しているのだ(笑)400年もかけた結果が、ロボットと宇宙進出だけというのも、少しおかしな話だ。
ラストのバトルも笑えるのなんの。ここまで笑わせにくるのは、もはや潔い。元々ホラー映画だったのがウソのような、激しいSFバトルを繰り広げられ、アホ臭い男がアホ臭い死に方をし、無意味に死んでいく中身スカスカな脚本。13日の金曜日の鼓動が完全に沈黙する様をゆっくりと見届ける、そんな作品に仕上がっていた。
ただ、残酷な死に方歴代ホラー映画TOP100には入るぐらい、かなり酷い殺され方をする場面があるので、そこは必見。ていうか、ジェイソンが液体窒素を知っていることのほうが驚きだけども(笑)
総合評価は30点。見るのは時間の無駄。見た後ガッカリすること請け合いだ。
■作品データ
【読み】じぇいそん えっくす
【part】10
【出演】ケイン・ホッダー、レクサ・ドイグ、リサ・ライダー、チャック・キャンベル
【上映時間】93分
【監督】ジム・アイザック
【製作国】アメリカ
【公開日】アメリカ:2002年3月22日、日本:2002年9月13日
【関連作品】
1「13日の金曜日」
2「13日の金曜日 PART2」
3「13日の金曜日 PART3」
4「13日の金曜日 完結編」
5「新・13日の金曜日」
6「13日の金曜日PART6 ジェイソンは生きていた!」
7「13日の金曜日PART7 新しい恐怖」
8「13日の金曜日PART8 ジェイソンN.Y.へ」
9「13日の金曜日 ジェイソンの命日」
10「
ジェイソンX 13日の金曜日」
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【総合評価】
30点★★
【お気に入りキャラ】ジェイソン
■感想
いろんな意味で、ジェイソン・ホービーズの冥福を祈る。相変わらずおバカなお笑いシーンは健在。だがシリーズ中で最も物足りない感が漂った作品だ。ただしここでいう物足りなさというのは、本来のホラー要素としてではなく、お笑い・ギャグ・コメディとしてのを指す。
舞台背景が25世紀であるにも関わらず、服装や言葉遣いは21世紀のそれとまったく変わらず、しかも400年も前の人間とごく普通に会話しているのだ(笑)400年もかけた結果が、ロボットと宇宙進出だけというのも、少しおかしな話だ。
ラストのバトルも笑えるのなんの。ここまで笑わせにくるのは、もはや潔い。元々ホラー映画だったのがウソのような、激しいSFバトルを繰り広げられ、アホ臭い男がアホ臭い死に方をし、無意味に死んでいく中身スカスカな脚本。13日の金曜日の鼓動が完全に沈黙する様をゆっくりと見届ける、そんな作品に仕上がっていた。
ただ、残酷な死に方歴代ホラー映画TOP100には入るぐらい、かなり酷い殺され方をする場面があるので、そこは必見。ていうか、ジェイソンが液体窒素を知っていることのほうが驚きだけども(笑)
総合評価は30点。見るのは時間の無駄。見た後ガッカリすること請け合いだ。

総合評価
★★★★『みなみけ』とは桜場コハルによる漫画作品である。また、それを原作としたテレビアニメ。漫画版は、週刊ヤングマガジン(講談社)において2004年14号から隔号ペースで連載されている。しっかり者の長女・春香、バカ野郎日本代表と千秋に呼ばれている次女の夏奈、辛辣な言葉を吐く小学生・三女の千秋という南家三姉妹の平凡な日常生活を描いた作品。
■作品データ
【読み・期】みなみけ 1期
【主題歌】みなみけ3姉妹「経験値上昇中☆」
【出演】佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里
【話数】全13話
【監督】太田雅彦
【アニメーション製作】童夢
【放送期間】2007年10月 - 2007年12月
【原作者】桜場コハル
【関連作品】2期「みなみけ ~おかわり~」
----------------------------------------
【総合評価】
70点★★★★
【お気に入りキャラ】南夏奈
■感想
独特な空気とシュールな雰囲気が作品の質を上げている。とある家の三姉妹の日常を淡々と描くだけの作品。いわゆる萌え系日常コメディという奴だ。アニメーション製作の童夢は苺ましまろでお馴染みのシュールな笑いが得意な制作会社であるが、あまりにも長所を発揮しすぎている。
原作のほうは、現役高校生の長女と、同じく現役中学生の次女、小学生の三女と高校・中学・小学の世界を同時に展開させることにより、とても幅広い世界観を醸し出しているのが特徴だ。設定も無理がなく、時間の流れもゆったりと進む。ただ絵が少し手を抜きすぎじゃないかということと、登場人物の見分けが難しい(特徴が似たり寄ったり)ところが欠点。だが、アニメのほうはその欠点を十分に補っているといえよう。キャラの個性を髪の色・個性のある声優・ストーリーの関わり方など、非常によく原作を研究されつくしていると感心する。
さらに、登場人物の動きや表情がどことなく笑えてくるのだ。肌の質感も実に柔らかく作られており、崩れることもなく安定した作画も好印象。演出も爽やかでくどさを感じない。故に見てて恥ずかしくなることもなく、見た後の余韻が心地いい。毎回、大きな失態もなく順調に回が進むおかげで、脱力して見れる。そのあたりは、童夢の長所であり、私自身の好きなところでもある。とにかく読者に無駄ともいえるほどの安心感を提供してくれる作品に仕上がっている。
アニメオリジナルの回も素晴らしい出来だった。おそらく尺の関係上どうしても追加しなければいけない状況だったのだろうが、原作のストーリーを崩すこともなく、流れにそられた自然な脚本が構築されていた。違和感を覚えることもない。おそらく考えれる範囲で最も良い選択をしたといえるだろう。
ただ一方で、保坂先輩の「気持ち悪い」表現が少し力不足だと感じた。そして、「気持ち悪い」と反応するマキのほうも、もう少し過剰な演出をしても良かったと思う。あれじゃ普通すぎて、保坂のギャグ要素が潰されてしまっているような気がするのだ。
「二ノ宮くん」はみなみけのいわば劇中劇(クレヨンしんちゃんでいうアクション仮面や、カンタムロボ)のテレビドラマなのだが、もう少し手を加えてほしかった。というのは、二ノ宮くんも一つの「物語」として展開させ、本編の南家に多大な影響を与える存在、といった具合の立場にしておけば、もう少し視野が広がったんじゃないだろうか。
まあ何はともあれ、「日常アニメ」としてはかなりの高得点、「萌えアニメ」「ギャグアニメ」としては中間点、といった感じ。というわけで、間をとって70点としたわけだ。ギャグや萌えキャラに余程の抵抗感がなければ、十分にオススメできる作品といえるでしょう。
■作品データ
【読み・期】みなみけ 1期
【主題歌】みなみけ3姉妹「経験値上昇中☆」
【出演】佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里
【話数】全13話
【監督】太田雅彦
【アニメーション製作】童夢
【放送期間】2007年10月 - 2007年12月
【原作者】桜場コハル
【関連作品】2期「みなみけ ~おかわり~」
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【総合評価】
70点★★★★
【お気に入りキャラ】南夏奈
■感想
独特な空気とシュールな雰囲気が作品の質を上げている。とある家の三姉妹の日常を淡々と描くだけの作品。いわゆる萌え系日常コメディという奴だ。アニメーション製作の童夢は苺ましまろでお馴染みのシュールな笑いが得意な制作会社であるが、あまりにも長所を発揮しすぎている。
原作のほうは、現役高校生の長女と、同じく現役中学生の次女、小学生の三女と高校・中学・小学の世界を同時に展開させることにより、とても幅広い世界観を醸し出しているのが特徴だ。設定も無理がなく、時間の流れもゆったりと進む。ただ絵が少し手を抜きすぎじゃないかということと、登場人物の見分けが難しい(特徴が似たり寄ったり)ところが欠点。だが、アニメのほうはその欠点を十分に補っているといえよう。キャラの個性を髪の色・個性のある声優・ストーリーの関わり方など、非常によく原作を研究されつくしていると感心する。
さらに、登場人物の動きや表情がどことなく笑えてくるのだ。肌の質感も実に柔らかく作られており、崩れることもなく安定した作画も好印象。演出も爽やかでくどさを感じない。故に見てて恥ずかしくなることもなく、見た後の余韻が心地いい。毎回、大きな失態もなく順調に回が進むおかげで、脱力して見れる。そのあたりは、童夢の長所であり、私自身の好きなところでもある。とにかく読者に無駄ともいえるほどの安心感を提供してくれる作品に仕上がっている。
アニメオリジナルの回も素晴らしい出来だった。おそらく尺の関係上どうしても追加しなければいけない状況だったのだろうが、原作のストーリーを崩すこともなく、流れにそられた自然な脚本が構築されていた。違和感を覚えることもない。おそらく考えれる範囲で最も良い選択をしたといえるだろう。
ただ一方で、保坂先輩の「気持ち悪い」表現が少し力不足だと感じた。そして、「気持ち悪い」と反応するマキのほうも、もう少し過剰な演出をしても良かったと思う。あれじゃ普通すぎて、保坂のギャグ要素が潰されてしまっているような気がするのだ。
「二ノ宮くん」はみなみけのいわば劇中劇(クレヨンしんちゃんでいうアクション仮面や、カンタムロボ)のテレビドラマなのだが、もう少し手を加えてほしかった。というのは、二ノ宮くんも一つの「物語」として展開させ、本編の南家に多大な影響を与える存在、といった具合の立場にしておけば、もう少し視野が広がったんじゃないだろうか。
まあ何はともあれ、「日常アニメ」としてはかなりの高得点、「萌えアニメ」「ギャグアニメ」としては中間点、といった感じ。というわけで、間をとって70点としたわけだ。ギャグや萌えキャラに余程の抵抗感がなければ、十分にオススメできる作品といえるでしょう。

総合評価
★★★★2002年4月から放送された、あずまきよひこ原作の4コマ漫画(『月刊コミック電撃大王』に連載)をアニメ化した作品。10歳で高校に飛び級入学した天才少女・ちよ、スポ根娘の神楽、クールな美少女・榊ら個性的な女子高生たちの学園生活を、各回5本ずつのショートストーリーで描いている。監督は「機動天使エンジェリックレイヤー」の錦織博。学園生活を営む女子高校生たちの、不思議な世界観と可愛いリアクションが楽しい大人気作である。
■作品データ
【読み・期】あずまんが大王(だいおう) 1期
【主題歌】Oranges&Lemons「空耳ケーキ」
【出演】金田朋子、松岡由貴、樋口智恵子、田中理恵
【話数】全26話
【監督】錦織博
【アニメーション製作】J.C.STAFF
【放送期間】2002年4月 - 2002年9月
【原作者】あずまきよひこ
【関連作品】なし
----------------------------------------
【総合評価】
80点★★★★
【お気に入りキャラ】春日歩
■感想
甘すぎず苦すぎない、心地良いリズム溢れる作品。とある共学の高等学校を舞台にした学園物コメディで、ゆるい空気とシュールな笑いはどことなく「クレヨンしんちゃん」を思い浮かべて貰えばわかりやすい。「萌え」と「ギャグ」をそのまま直球で勝負しているのが特徴的。
ただ無駄な間の開きが気になる。余計な部分に余計な間隔がありすぎて、見ていて無駄な疲労感がでてくる。ギャグも少し濃いかな?顔芸で笑わせるよりは幾分かマシだけども。逆に、ゆるい学園生活よりも、野外活動でのギャグは冴えに冴え渡っている。この監督は非日常的空間の扱いがうまいのかどうか知らんが、とくに榊とイリオモテヤマネコの回は飽きがこなかった覚えがある。
ちなみに「あずまんが大王」とは、原作者「あずまきよひこ」からきている。つまり、あずまの漫画だから、あずまんが。大王とはおそらく電撃大王から来ているのだろう。というわけで、あずまんが大王という題名は本編にはあまり関係ない。原作はまだ知らないし、よく調べてもいないので確信は持てないが、少なくともアニメでは題名と本編はまったく関連性がない。まあ、ストーリーも何を目的とするのでなくただ淡々と過ごしていく点から見ても、あまり意味の無い題名も妙につじつまが合うのだ。まだわからない人のためにもう少し咀嚼すると、「あずまきよひこワールド」ってことだ。
どうでもいい話を長々として申し訳ない。正直にいうと、これはブログを開設するずっと前に見た作品で、かなり面白かったこと以外はあまり覚えてないのだ。よって、詳しいあらすじは、あまり覚えていないという・・・。
というわけで、総合評価は80点。非常に良いアニメ作品だと個人的には思う。見てて飽きなかったし、キャラの魅力もばっちりだ。ちなみに私は大阪さんこと春日歩の大ファンで、歴代の好きなアニメキャラTOP20には入るほど。可愛すぎる。この子が主役の回は目が画面にくっついて離れない(笑)あ、上のイメージ画像の子のことね。ああ可愛いなもう!
■作品データ
【読み・期】あずまんが大王(だいおう) 1期
【主題歌】Oranges&Lemons「空耳ケーキ」
【出演】金田朋子、松岡由貴、樋口智恵子、田中理恵
【話数】全26話
【監督】錦織博
【アニメーション製作】J.C.STAFF
【放送期間】2002年4月 - 2002年9月
【原作者】あずまきよひこ
【関連作品】なし
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【総合評価】
80点★★★★
【お気に入りキャラ】春日歩
■感想
甘すぎず苦すぎない、心地良いリズム溢れる作品。とある共学の高等学校を舞台にした学園物コメディで、ゆるい空気とシュールな笑いはどことなく「クレヨンしんちゃん」を思い浮かべて貰えばわかりやすい。「萌え」と「ギャグ」をそのまま直球で勝負しているのが特徴的。
ただ無駄な間の開きが気になる。余計な部分に余計な間隔がありすぎて、見ていて無駄な疲労感がでてくる。ギャグも少し濃いかな?顔芸で笑わせるよりは幾分かマシだけども。逆に、ゆるい学園生活よりも、野外活動でのギャグは冴えに冴え渡っている。この監督は非日常的空間の扱いがうまいのかどうか知らんが、とくに榊とイリオモテヤマネコの回は飽きがこなかった覚えがある。
ちなみに「あずまんが大王」とは、原作者「あずまきよひこ」からきている。つまり、あずまの漫画だから、あずまんが。大王とはおそらく電撃大王から来ているのだろう。というわけで、あずまんが大王という題名は本編にはあまり関係ない。原作はまだ知らないし、よく調べてもいないので確信は持てないが、少なくともアニメでは題名と本編はまったく関連性がない。まあ、ストーリーも何を目的とするのでなくただ淡々と過ごしていく点から見ても、あまり意味の無い題名も妙につじつまが合うのだ。まだわからない人のためにもう少し咀嚼すると、「あずまきよひこワールド」ってことだ。
どうでもいい話を長々として申し訳ない。正直にいうと、これはブログを開設するずっと前に見た作品で、かなり面白かったこと以外はあまり覚えてないのだ。よって、詳しいあらすじは、あまり覚えていないという・・・。
というわけで、総合評価は80点。非常に良いアニメ作品だと個人的には思う。見てて飽きなかったし、キャラの魅力もばっちりだ。ちなみに私は大阪さんこと春日歩の大ファンで、歴代の好きなアニメキャラTOP20には入るほど。可愛すぎる。この子が主役の回は目が画面にくっついて離れない(笑)あ、上のイメージ画像の子のことね。ああ可愛いなもう!

総合評価
★★★大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなっていた。佐藤は、自分が大学を辞め、無職でひきこもりであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であるとし、その組織の名はNHK(日本ひきこもり協会)であるとの妄想を抱く。そんな矢先、中原岬と名乗る謎の美少女が現れた。彼女は、佐藤をひきこもりから救出すべく「プロジェクト」を遂行することを宣言。その「プロジェクト」の目的が不明のまま、岬による佐藤のカウンセリングが始まる。
■作品データ
【読み・期】えぬえいちけい にようこそ 1期
【主題歌】ROUND TABLE feat. Nino「パズル」
【出演】小泉豊、牧野由依、阪口大助、小林沙苗、早水リサ
【話数】全24話
【監督】山本裕介
【アニメーション製作】GONZO
【放送期間】2006年7月 - 2006年12月
【原作者】滝本竜彦
【関連作品】なし
----------------------------------------
【総合評価】
40点★★★
【お気に入りキャラ】山崎薫
■感想
作りが粗すぎ雑すぎ。原作の良さの大部分を潰してしまっている引き篭もり暦がもうすぐ4周年に突入する典型的なダメ人間・佐藤達広と、アブナイ宗教勧誘美少女・中原岬、大音量でアニメソングを流す佐藤の後輩・山崎薫、薬物依存症で自傷癖がある佐藤の高校時代の先輩・柏瞳、マルチ商法会社の下っ端・小林恵など、一癖も二癖もある仲間を同じくして、巨大な組織「日本引き篭もり協会」に立ち向かう佐藤達広の成長と堕落の日々を描いたものがこの作品なわけだが、主人公佐藤達広の引き篭もり設定をうまく活かされていないというのが第一印象。
他のキャラも結局佐藤に何を求めたかったのか、がいまいち描ききれていなかった印象がある。いつの間にか山崎とのエロゲ製作も失敗に終わり、故郷の北海道で彼女見つけぬくぬくと暮らしていきますという、なんだかスッキリとしない終わり方。柏瞳のほうはハッピーエンドでいいんだろうが、結局佐藤と中原岬がくっついたかというとそうでもなく、何もかも中途半端でそろそろ規定話数に到達するから適当に区切っとくか、的なスタッフの思考が手に取るようにわかる。
ネットの集団自殺がまさにそれだ。あれはたしか原作にはない、アニメオリジナルの回だったはず。あまりにもB級臭プンプンすぎて途中で見るのをやめようかと思ったよ。しかも自殺仲間の一人が最後の最後で躊躇した理由が、これまたベタなこと。あまりにも展開が読めすぎて実につまらない。崖の下から響く中原岬の必死の叫び声があまりにも滑稽だったのは言うまでもない。もっと他に言うことがあったんじゃないか?感動もクソもない、ああ、実に実にくうだらない回だ。
原作の作品は滝本竜彦の実話に基づくお話で、あとがきには「日本中に自分の恥をさらしてるようだ」なんてことを書いてあったのを記憶している。だが、原作の小説を見ると単なる今時の若者とメンヘル気違い美少女の愛を描いたラブ・ストーリーにしか見えないから困る。重要なのは中原岬との愛ではなく、どう引き篭もり、つまり現状を打破するかであり、それが本来の目的のはずが、その目的を達成したのかしてないのかはっきりしない、うやむやな終わり方に納得がいかなかった。それがアニメ版で顕著に現れたのが痛々しい。一見キレイに締めくくってるけども、俺にはそうは思わなかったのが正直なところ。
総合評価は40点。オススメはできない。
■作品データ
【読み・期】えぬえいちけい にようこそ 1期
【主題歌】ROUND TABLE feat. Nino「パズル」
【出演】小泉豊、牧野由依、阪口大助、小林沙苗、早水リサ
【話数】全24話
【監督】山本裕介
【アニメーション製作】GONZO
【放送期間】2006年7月 - 2006年12月
【原作者】滝本竜彦
【関連作品】なし
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【総合評価】
40点★★★
【お気に入りキャラ】山崎薫
■感想
作りが粗すぎ雑すぎ。原作の良さの大部分を潰してしまっている引き篭もり暦がもうすぐ4周年に突入する典型的なダメ人間・佐藤達広と、アブナイ宗教勧誘美少女・中原岬、大音量でアニメソングを流す佐藤の後輩・山崎薫、薬物依存症で自傷癖がある佐藤の高校時代の先輩・柏瞳、マルチ商法会社の下っ端・小林恵など、一癖も二癖もある仲間を同じくして、巨大な組織「日本引き篭もり協会」に立ち向かう佐藤達広の成長と堕落の日々を描いたものがこの作品なわけだが、主人公佐藤達広の引き篭もり設定をうまく活かされていないというのが第一印象。
他のキャラも結局佐藤に何を求めたかったのか、がいまいち描ききれていなかった印象がある。いつの間にか山崎とのエロゲ製作も失敗に終わり、故郷の北海道で彼女見つけぬくぬくと暮らしていきますという、なんだかスッキリとしない終わり方。柏瞳のほうはハッピーエンドでいいんだろうが、結局佐藤と中原岬がくっついたかというとそうでもなく、何もかも中途半端でそろそろ規定話数に到達するから適当に区切っとくか、的なスタッフの思考が手に取るようにわかる。
ネットの集団自殺がまさにそれだ。あれはたしか原作にはない、アニメオリジナルの回だったはず。あまりにもB級臭プンプンすぎて途中で見るのをやめようかと思ったよ。しかも自殺仲間の一人が最後の最後で躊躇した理由が、これまたベタなこと。あまりにも展開が読めすぎて実につまらない。崖の下から響く中原岬の必死の叫び声があまりにも滑稽だったのは言うまでもない。もっと他に言うことがあったんじゃないか?感動もクソもない、ああ、実に実にくうだらない回だ。
原作の作品は滝本竜彦の実話に基づくお話で、あとがきには「日本中に自分の恥をさらしてるようだ」なんてことを書いてあったのを記憶している。だが、原作の小説を見ると単なる今時の若者とメンヘル気違い美少女の愛を描いたラブ・ストーリーにしか見えないから困る。重要なのは中原岬との愛ではなく、どう引き篭もり、つまり現状を打破するかであり、それが本来の目的のはずが、その目的を達成したのかしてないのかはっきりしない、うやむやな終わり方に納得がいかなかった。それがアニメ版で顕著に現れたのが痛々しい。一見キレイに締めくくってるけども、俺にはそうは思わなかったのが正直なところ。
総合評価は40点。オススメはできない。

総合評価
★★『月刊コミックブレイド』にて連載中の人気コミック『スケッチブック』のアニメ化。『スケッチブック』は、小箱とたん原作のコミック。とっても無口な女子高生・梶原空を主人公に、ほんわか癒し系の物語が描かれる。アニメでは、原作の4コマのネタを盛り込みつつ、1話完結のオリジナルストーリーを構築。原作の魅力と、アニメならではの魅力を同時に楽しむことができるというわけだ。
■作品データ
【読み・期】すけっちぶっく~ふるからーず~ 1期
【主題歌】OP:清浦夏実 「風さがし」/ED:牧野由依「遠くまで行こう」
【出演】花澤香菜、中世明日香、牧野由依、後藤邑子
【話数】全13話
【監督】平池芳正
【アニメーション製作】ハルフィルムメーカー
【放送期間】2007年10月 - 2007年12月
【原作者】小箱とたん
【関連作品】なし
----------------------------------------
【総合評価】
30点★★
【お気に入りキャラ】氷室風
■感想
遅い遅い遅い、とにかくテンポが悪く退屈。「ほのぼの」の意味をはき違えている遅い。展開が遅すぎる。ギャグも遅い。とにかくテンポが悪く、途中で眠くなったり飽きてきたりと散々な目に遭った。
一応、一度見たアニメは全話キッチリ見るのがポリシーなので頑張って全部見切ったが、途中で何度投げ出したくなったことか。苦痛とまではいかなくとも、退屈すぎる。ギャグも面白味がない。正直萌えキャラが余程好きでない限り見続けることはできないかもしれない。
雰囲気はゆったりとしていていいし、キャラの魅力もあっていいんだけども、いかんせん演出がショボすぎる。これといった特徴も見当たらない。あまりにも流れる時間が遅すぎてセリフも少ないし、せっかくのアニメ化がこれじゃ台無しだ。漫画なら速読すれば済むけど、アニメはそうはいかないからなおさら酷い。
特徴がありすぎても困るけど、無さすぎるのも困り者だなあ。あれでキャラの魅力がなければとても耐えられなかっただろう(笑)
最後まで見たがあらすじはほとんど覚えてない。というわけで、総合評価は30点。十分駄作の部類に入るでしょう。同じ系統のアニメに苺ましまろというのがあるけども、比べてみればわかると思うが面白さがまったく違う。オススメできません。(ただ、エロやグロはまったくと言っていいほど無いので、見るときは特に注意する必要はないです。ごく普通のほのぼのアニメです)
■作品データ
【読み・期】すけっちぶっく~ふるからーず~ 1期
【主題歌】OP:清浦夏実 「風さがし」/ED:牧野由依「遠くまで行こう」
【出演】花澤香菜、中世明日香、牧野由依、後藤邑子
【話数】全13話
【監督】平池芳正
【アニメーション製作】ハルフィルムメーカー
【放送期間】2007年10月 - 2007年12月
【原作者】小箱とたん
【関連作品】なし
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【総合評価】
30点★★
【お気に入りキャラ】氷室風
■感想
遅い遅い遅い、とにかくテンポが悪く退屈。「ほのぼの」の意味をはき違えている遅い。展開が遅すぎる。ギャグも遅い。とにかくテンポが悪く、途中で眠くなったり飽きてきたりと散々な目に遭った。
一応、一度見たアニメは全話キッチリ見るのがポリシーなので頑張って全部見切ったが、途中で何度投げ出したくなったことか。苦痛とまではいかなくとも、退屈すぎる。ギャグも面白味がない。正直萌えキャラが余程好きでない限り見続けることはできないかもしれない。
雰囲気はゆったりとしていていいし、キャラの魅力もあっていいんだけども、いかんせん演出がショボすぎる。これといった特徴も見当たらない。あまりにも流れる時間が遅すぎてセリフも少ないし、せっかくのアニメ化がこれじゃ台無しだ。漫画なら速読すれば済むけど、アニメはそうはいかないからなおさら酷い。
特徴がありすぎても困るけど、無さすぎるのも困り者だなあ。あれでキャラの魅力がなければとても耐えられなかっただろう(笑)
最後まで見たがあらすじはほとんど覚えてない。というわけで、総合評価は30点。十分駄作の部類に入るでしょう。同じ系統のアニメに苺ましまろというのがあるけども、比べてみればわかると思うが面白さがまったく違う。オススメできません。(ただ、エロやグロはまったくと言っていいほど無いので、見るときは特に注意する必要はないです。ごく普通のほのぼのアニメです)

総合評価
★★★ヒト形の情報端末である、パソコンと呼ばれる機械の普及した東京。主人公の本須和秀樹(もとすわ ひでき)は大学受験に失敗した浪人生。北海道から上京した日、コンビニの帰り際に捨てられていたヒト形パソコンを拾い家まで持ち帰った。秀樹はそのパソコンに何を尋ねても「ちぃ」としか言わないので「ちぃ」と名づけることにした。その「ちぃ」はプログラムではなく感情に基づいて行動できる伝説のパソコン「Chobits」ではないかと言われる。
■作品データ
【読み】ちょびっつ
【期】1期
【主題歌】ROUND TABLE featuring Nino「Let Me Be With You」
【出演】田中理恵、杉田智和、関智一、くまいもとこ
【話数】全26+1話
【監督】浅香守生
【アニメーション製作】マッドハウス
【放送期間】2002年4月 - 2002年9月
【原作】CLAMP
【関連作品】なし
----------------------------------------
【総合評価】
50点★★★
【お気に入りキャラ】ちぃ
■感想
微妙に重いテーマをよく体現されているが、いまいちインパクトに欠けるCLAMP、監督の浅香守生、マッドハウスと「カードキャプターさくら」を生み出した精鋭スタッフが贈る「ちょびっツ」、というのが謳い文句の今作品。パソコンに恋する主人公、なんてどこぞのキ○オタじゃないか(笑)というのは冗談で、これは近い将来、本当に実現する可能性があるのだ。現に最近の学者は2030年だか40年だかに機械の女の子と結婚する男性が出る、と分析しているのだ。
嘘みたいな話だろうが、よく考えてみてほしい。江戸時代の人間が今の科学文明を想像できるだろうか?そう考えると、あながちバカにできない論題である。
それは置いといて、作品の質はまあまあといったところかな。少しインパクトが足りない気もしたが、全体的に安定した出来栄えとなっていて好印象。キャラデザインもなかなかいい。CLAMPはこういうの得意らしいからなあ。ちぃ可愛いよちぃ。しかも声優が田中理恵&杉田智和と地味に豪華だし。
というわけで総合評価50点。どこにでもある平凡な作りでした。おすすめできます。
■作品データ
【読み】ちょびっつ
【期】1期
【主題歌】ROUND TABLE featuring Nino「Let Me Be With You」
【出演】田中理恵、杉田智和、関智一、くまいもとこ
【話数】全26+1話
【監督】浅香守生
【アニメーション製作】マッドハウス
【放送期間】2002年4月 - 2002年9月
【原作】CLAMP
【関連作品】なし
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【総合評価】
50点★★★
【お気に入りキャラ】ちぃ
■感想
微妙に重いテーマをよく体現されているが、いまいちインパクトに欠けるCLAMP、監督の浅香守生、マッドハウスと「カードキャプターさくら」を生み出した精鋭スタッフが贈る「ちょびっツ」、というのが謳い文句の今作品。パソコンに恋する主人公、なんてどこぞのキ○オタじゃないか(笑)というのは冗談で、これは近い将来、本当に実現する可能性があるのだ。現に最近の学者は2030年だか40年だかに機械の女の子と結婚する男性が出る、と分析しているのだ。
嘘みたいな話だろうが、よく考えてみてほしい。江戸時代の人間が今の科学文明を想像できるだろうか?そう考えると、あながちバカにできない論題である。
それは置いといて、作品の質はまあまあといったところかな。少しインパクトが足りない気もしたが、全体的に安定した出来栄えとなっていて好印象。キャラデザインもなかなかいい。CLAMPはこういうの得意らしいからなあ。ちぃ可愛いよちぃ。しかも声優が田中理恵&杉田智和と地味に豪華だし。
というわけで総合評価50点。どこにでもある平凡な作りでした。おすすめできます。